お久しぶりです!梅雨入りしましたね~!よく傘を電車に忘れてしまうので、オシャレな傘は買えず万年ビニール傘の槇尾です!
レインブーツ買おうかなぁと思っていると梅雨が明けるというのを毎年繰り返している気がします。
雨ネタはさておき、今回は7月末に開催が予定されているセパタクローの世界選手権についての記事です!
セパタクローの世界選手権ってどんな感じ?
7月24日~31日にタイ・バンコクで開催予定の世界選手権に、日本代表として佐藤千夏と槇尾渚がそろって出場することになりました!
久しぶりの国際大会!緊張するー!
毎年、世界選手権はタイで行われるのですが、試合会場はなんと商業施設の中!
ショッピングモールの一角にコートが設置され、よく考えると、なんだか不思議な環境下で試合が行われます。(笑)
タイではセパタクローは国技のようなもので、学校の体育の時間や公園でもよく見かけられるくらい根付いています。
会場やコートの周りには多くの観客が集まり、選手を応援すべく、時には太鼓や笛が吹かれるなど、応援という名のちょっとしたお祭りのような雰囲気になることも。(笑)
そんな色々な意味で楽しみな世界選手権は、新型コロナウイルスの影響で、最後に開催されたのは2019年。
ここ2年間はその他の国際大会もすべて開催中止となってしまっていました。。
そのため、他国には今どんな選手がいるのか、どのようなプレー・練習をしているのかを知るには、選手のSNSや試合のライブ配信が頼りで、しばらく海外選手のスピード感に触れることができていないので、楽しみ半分・不安半分という気持ちです。。!
頑張りタイ!!
そんな3年弱ぶりの国際大会で、思いっきり今の自分の実力を試したい!!ところなのですが、恥ずかしながら私は昨年8月に膝を怪我してしまい、今年4月に行われた試合でやっと復帰という情けない状況で。。
現在もまだまだ自分の膝とにらめっこしながら、今出来るプレーの精度を高めつつ、まだ出来ないプレーに恐る恐るトライするというような日々を送っていますが、「「やるしかねえ!!」って気持ちでやるしかねえ!」と言い聞かせて、7月に向けて調整中です!
出来ないプレーが足を引っ張って、特に実践練習に入ると歯痒さや悔しさを感じることもありますが、とにかく今できるプレーを最大限発揮してチームに貢献できるように頑張ります!
社会人になって初めての国際大会だね、ちなつはどんな試合をしたい?
コロナの関係で約3年ぶりの海外での試合なので、この3年間で成長したところ、日本の強さを世界に魅せたいです!
↑ちなつらしい意気込みで頼もしいです!
ちなみに、ちなつとは大学4年間同じチームで、普段ケンカや言い合いをしない私たちですが、最初で最後のちょっとしたケンカをしたのが2018年の世界選手権でした(笑)
といっても、その時の状況はあまり覚えていないのですが、今思い出すと笑っちゃいますね。お互いいっぱいいっぱいだったのでしょう。。
そんなわけで、今回もまた一緒に頑張ってきます!
さて、今年の世界選手権で実施される種目は計4種目。
- レグ (3人制)
- チームレグ (3人制×3チーム)
- ダブルス (2人制)
- クワッド (4人制)
ただでさえ試合を目にする機会が少ないセパタクローなので、「コートに入る人数が違うだけで試合展開どこが変わんねん!」という皆さんからのツッコミ待ちなのです、が、誰もつっこんでくれなさそうなので、勝手に解説シチャイマス!
種目によって異なるセパタクローの面白さ
選手目線ではなく、観戦する側の目線で私が感じるセパタクローの面白さを種目ごとにご紹介!
「セパタクロー どんなスポーツ」なんてネットで検索する方はなかなかいらっしゃらないと思うので、、ぜひこの機会に動画を見てみていただけると嬉しいです!(笑)
サーブのスピード感やポジショニングなど、個人的には迫力やセパタクローの面白さが1番伝わる種目だと思います!
ちなみにこの動画は今年4月に行われた全日本選手権の男子決勝!
↓19:15~のプレーがおススメです。アタック、ブロック、アタックレシーブとセパタクローの醍醐味がたくさん詰まっていて会場が沸いていました!(笑)
日本チームが得意で、これまでアジア大会では男女ともに先輩方が何度もメダルを獲得してきた種目です。
3対3のレグ種目と違ってエンドラインからのサーブなので、サービスエースでの得点が少ない分、狙うコースの駆け引きや、いかに自陣のミスを抑えられるかという我慢比べということもあり、私は試合後1番精神的な疲れを感じる種目です。。(笑)
2018年のアジア大会で初めて採用された種目で、サーブ時はチームメイトをネット際に並べて視覚的な壁を作って相手を崩したり、他種目よりコート内の人数が多い分、ブロックを3枚たりとラリーが続くことが多く見応えのある種目です。
↓2018年アジア競技大会の動画です。初めて日本チームが決勝の舞台に立ち、
そして日本史上初、銀メダルを獲得したんです!
セパタクローでは、基本的にはポジションが固定なので、トサ―・アタッカー・サーバーそれぞれが自分のポジションで役割果たしています。
もちろんプレーの場面によってはトサ―がアタックを打ったり、サーバーがブロックに入ったりすることもあります!
そして動画を覗いてくださった方は、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、、
セパタクローでは、パフォーマンスというわけではないのですが、点が決まった後に「どうだ見たか!」と言わんばかりに相手チームにガッツポーズを見せたり、
サーブレシーブの際に「俺を狙えー!」というかのように相手サーバーに対して手を挙げたりと、お互いに試合への熱が増すような行為がよく見られます!
なんだか余裕が感じられて、何よりも試合を楽しんでいる感じが良いですよね(笑)
↑もちろん相手へのリスペクトがあるのが前提です!が、そこに注目して観てみるのもセパタクローの試合をより楽しんでいただけるのではないかと思います^^
最後に
なんだか私が書きたい事だけを詰め込んだような内容になってしまいましたが、、(笑)
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございますー!
今回の世界選手権のような長期間の遠征では、本当にありがたいことに、会社から「アスリート休暇」という試合・遠征・合宿時に使用できる休暇を年間で数日間いただいているので、その休暇と有給を使用して行かせていただいています。
仕事を不在にする期間は、周りの方々が普段の私たちの業務をサポート
してくださいます。もう何事に対しても、貰い続けるだけでなく返していかなければいけない時期です。
感謝の気持ちを忘れず、力を発揮できるよう精一杯戦ってきます!!
さて、次回の投稿は誰なのでしょう? お楽しみに~!