アスリートの豆知識

本番に弱い人必見!勝負時のメンタルを強化する4つのセルフコントロール術

本番に弱い人必見!勝負時のメンタル強化大作戦!

皆さんこんにちは。
アスリート社員(セパタクロー)のちなつです。

皆さんスポーツをしているとき、いざって時に緊張をしてしまって
いつもの自分の力を出せずに悔しい思いをした経験はありませんか?

アスリート

私の最後のミスのせいで負けちゃた…

部活動の学生

いつも練習ならちゃんとできてるのに、緊張してうまく動けない…

いざって時の「勝負時」は皆さん誰しもが一度は体験したことがあるかと思います。

実際に私も幼少のころからスポーツに触れながら育ってきたので、
「絶対に負けたくない一瞬」というのを何度も経験してきました。

いざその場面になると緊張していつも通りの動きができなかったり、不安で胸が押しつぶされそうになることも多々ありました。

そんな私が、勝負時のメンタルを強くする4つのことを意識したことにより、全日本選手権で優勝、そして世界選手権にも出場することができる選手に成長することが出来ました。

そして今では、仕事や大切な場面でも「勝負強さ」で実力を出せるようになりました。

では、一体私がどんなことを意識して、何をしたことにより勝負強い選手、
人になれたのか、皆さんにちょっとだけ教えちゃいます!

きっと、今までよりも「勝負強い自分」に近づくことが出来ると思うので、最後まで読んでくれたら嬉しいです!

誰もが最初から勝負強いわけではない

photo by 長浜功明

私は今までたくさんのスポーツに触れてきましたが、もともと勝負強かったわけではありません。高校生の頃はサッカーを行っていましたが、
万年Bチームって感じでした(笑)

初めてお試しという形でAチームでスタメンで出場した時は、

  • 「憧れのAチームでの試合」という緊張
  • 「下手したらもう起用してもらえない」という不安

緊張と不安に押しつぶされて、試合中に吐きそうになるくらい体が動かなくなってしまった経験があります。

実際にその後、残念なことにAチームで活躍できなくなってしまいました。

しかし今思えば、しっかりと「本番への準備」をしていればこのような結果にはならなかったと思います。

そして、今この記事を読んでくれている皆様には同じ気持ちを味わってほしくないので、一緒に改善を目指してポイントを勉強していきましょう!

勝負強くなるための4つのポイント

1. 自分自身を客観的に考える

皆さんなぜ、本番になっていきなり自分の力が出せなくなってしまうと思いますか?

それは本番に向けて「予測」が出来ていないからです。

「予測」とは「自分が緊張、不安に思うタイミング」を事前に考えておくことです。

緊張や不安なことを考えるのは、気持ちのいいことではないですが、どんなことが考えられるのか、予測されるのかをあらかじめ立てておくことで、本番力を発揮できるかどうかに関わってきます。

例えば、私が試合の時に「緊張、不安」に思うことはこんな感じです。

競技編
  • デュースの時にサーブを外してしまうかもしれない
  • 予選でいきなり負けてしまうかもしれない
  • いつもの力が出せないかもしれない
  • 大事な場面でレシーブをミスしてしまうかもしれない
  • 決勝で疲れて力が出ないかもしれない

このように書き出す事で、自分の気持ちを客観的に捉える事が出来ます。
客観的に捉える事によって、今自分に足りていない技術や今後極めるべきポイントが見えてくるはずです。

2. 不安を克服するためのアクション


不安な部分を客観的に見ることができたら、次はその不安を潰していく努力をしていきましょう。

  • 大事な場面でレシーブをミスしてしまうかもしれない

例えば、あなたの中でこのような漠然とした不安があったとします。
これを解消するために、「もっと練習しておかなきゃ!」と、がむしゃらにレシーブ練習を行ってはいませんか?

もちろん、ひたすら数をこなして技術力をアップさせることも重要です。

練習の量も自分のプレーに自信を持つための大事な練習方法ですが、
今、皆さんに重要なのは、練習の「質」の部分です。

練習の質とは、一つ一つのプレーを意識して行えるかで変わってきます。

例えば…

「観客全員が注目している、決勝の3セット目、21-21のデュースの場面でのサーブが自分の左足にきた時のレシーブ」

ここまで具体的に緊張、不安に思う場面を想像して練習を行います。

常に本番を意識して練習を行うことで、練習の質は格段と上がります。

具体的にイメージする時は、下記のポイントを意識してみましょう。

ポイント
  • どの試合か…(例:予選、決勝 etc..)
  • どの場面か…(例:3セット目、デュース、最後一点)
  • どのプレーか…(例:サーブ、バッティング etc..)
  • どの瞬間のプレーか…(例:右前に落ちるサーブのレシーブ、左にきた速いライナーの捕球 etc..)
  • どんな雰囲気か…(例:静まり返ってる、全員が注目している、やじが飛んでいる etc..)

皆さんが本番でいつも通りのプレーが発揮できなくなってしまうのは、
今まで本番で力を発揮できた経験が少ないから、未知の場面心が不安を感じてしまうのです。

よく想像して、緊張した感覚でもいつものプレーが行えるか。
これを反復して行う事で心の中の成功体験を積むことが出来ます。

心の中の成功体験を積んでいくと、少しずつ心の余裕が出来てくることで、自分のプレーに自信がついてくるはずです。

この自信をいかに持てるかが、本番のプレーに関わってきます。
まだ自信が持てないと思う方は、自分の自信がつくまで上記のトレーニングを反復して行ってみましょう。

3. プラスのイメージトレーニング

不安な事に対するイメージをし、練習で自信をつけることができたら、本番までの約1週間はプラスのイメージトレーニングを行いましょう。

夜寝る前の5〜10分くらいで、目を瞑り、自分の姿を頭の中で想像します。

ここで重要なのは不安な事を想像するのではなく、
自分のいいプレーや成功している姿など、ポジティブな事をイメージをして下さい。

ポジティブな気持ちは、いい結果を引き寄せる。

これは、ある心理学者が研究をし、データとして出ている「引き寄せの法則」です。

実際に、私もいつもポジティブでいることを心掛けています。
競技でも仕事でもポジティブな気持ちでいるときのほうがいい結果が出ていると、自分の経験からも感じています。

本番に自分の理想のプレーを行うためにも、ポジティブな気持ちを持つことでいい結果を自分から引き寄せちゃいましょう!

4. 本番は自分を信じ切ること

photo by 岩本勝暁

あなたは今までたくさん練習を行い、さらには勝負強くなるためにセルフトレーニングもしっかり行ってきました。本番を迎えたあなたはいつもより少しだけ心に余裕があると思います。

後はどれだけ自分自身を信じ切れるか。それだけです。

自信は自分の力を最大限に引き出すための大切なポイントです。

「自分はいざって時に決める女だ!」

「ここで決めれるのは俺しかいない!」

このくらい自分を過大評価しちゃっていいんです。だって今までたくさん練習してきたんだから。今までやってきたことと、頑張った自分を信じてあげましょう!

今回、この記事を読んで下さった皆様は、きっと心のどこかで自分を信じ切れてないところがあって、うまく実力が出せなかったんだと思います。
自分の体をうまく動かせるのは自分自身しか出来ないことなので、まずは自分を信じ、動かせるようになるためにも、今回皆さんにお伝えした「4つのセルフコントロール術」を意識して行ってみてください。

きっと本番で自分の力を発揮できる、勝負強い選手になれるはずです。

ちなつ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

皆さんが勝負強い自分になれますように!
応援しています(^▽^)/

ABOUT ME
2020年4月入社。 セパタクローやってます! セパタクローの楽しさを広めるため日々奮闘中。 東京ヴェルディセパタクローで活動してます。応援宜しくお願い致します!!