涼しい季節がやってきました~
この度、私泉谷莉子は、
2020年9月26日(土)~2020年9月27日(日)に長野県で行われた
第104回日本陸上競技選手権大会・混成競技 兼 U20全国陸上競技大会・混成競技
に出場してまいりました。
今回は、この試合の結果報告をさせていただきます。
日本選手権混成競技について
公式サイトで、試合の結果やライブ配信映像などを見ることができます!
とても見やすくまとめられているので、ぜひご覧ください!
七種競技ってそもそも何ぞや?という方は、ぜひこちらの記事も
チェックしてみてください!↓
いざ、日本選手権開催地の長野県へ
北陸新幹線に揺られ、無事長野県に到着しました。
長野県のマスコットキャラクター「アルクマ」くんに迎えられました。
長野県にはいたるところにこのアルクマくんがいるので、
くまキャラ好きの私はいつも幸せな気持ちになります(笑)
競技場に到着して前日練習!
あいにくの雨模様だったので、すべて雨天走路で練習しました。
2週間前に歩けなくなるくらいの怪我をしてしまっていたのですが、
トレーナーさんの治療のおかげで、怪我をする前よりいい感覚で体は動きました。
コーチにも「もっと前からその動きをやれ(笑)」と言われるくらい、
自分でもいい感覚を感じることができていました。
そのあとは試合時に食べる用のおやきを買ったりいろいろ準備をして、
翌日からの試合に備えました。
2回目の日本選手権
私は大学2年から七種競技を始めました。
ホントに元々強くない選手で、デビュー戦は3600点台でした。
今の自己ベストは5218点です!
でも、そんな選手でもどうにか進めば強くなれるんや!
という謎の反骨心で、気づけばこうなっていました(笑)
1回目の日本選手権は去年で、めちゃくちゃあたふたして
何もできずに何とか耐え忍んで終わってしまいました(笑)
なので、今回の日本選手権は、
まずひどい怪我の状態からここまで回復させてもらったこと、
日頃ご指導やご支援、ご声援をいただけていることに感謝して、
今の自分ができる、やるべきことに集中して臨もうと思い、就寝しました。
日本選手権混成競技の結果報告
2回目の日本選手権、結果は、途中棄権となりました。
言い訳もなく、自分の不安や痛み、たくさんのことに向き合えず、
ごまかし続けた結果でした。
得意種目の100mハードルでも、9台目(全部で10台飛び越えます)に
盛大にクラッシュして、自己ベストより1秒以上遅いタイムをたたき出してしまいました。
最近の感覚の中では久しぶりにガンガン走れていたのですが、
逆に急に良くなった影響で、適応することができませんでした。
はたから見ると超大失敗レースでしたが、
この感覚で精度を上げていこう!という手応えのあったレースでした。
走高跳は、自信がない&けがが悪化した種目ということで迷いに迷い、
砲丸投は、まだまだ荒削りの何とか合わせた投げ、
200mは怪我をした逆足に違和感が出たまま走りました。
2日目の走幅跳では、200mでの足の違和感が完全に痛みに変わり、
踏み切ることができず、続行を断念しました。
これらからわかるように、終始不安定な試合でした。
やってきたこととやってきていないことが、そのまま出たねとコーチに言われ、本当にその通りだなと感じました。
七種競技の真の魅力
混成競技最大の魅力は、私は『人』だと思っています。
一人ひとり得意種目があって苦手種目があって、個性があるからこそ、
お互いをリスペクトし合う関係が、いつの間にか自然に成り立っていると感じます。
所属も出身校も違うのに、全員が敵なのに、
800mを走り終えた後は、毎回全員が称え合います。
なので、私は勝手に七種の皆さんのことが大好きです(笑)
私は人見知り&競技歴も浅いので、いつもよそよそしくなってしまうのですが、徐々にいい意味で、厚かましく堂々とできるようになれたらと思います(笑)
前を向き続ける
私は昨年の秋から、大きく飛躍するために、たくさんの変化を選択しました。
ただ言われたことを一生懸命やっているだけでは伸びません。
自分の視点と他者の視点を、うまく融合させていかなければなりません。
そのバランスに正解がなくて、とても難しく悩んでいます。
でも、この選択は絶対に間違ってないという謎の自信があります。
思いだけでなく、行動を継続して初めて成果になる。
優しさ、厳しさ、どちらにも愛があると、身に沁みました。
皆さん、一人で勝手に落ち込むのはやめましょう(笑)
八方美人は、まわりまわって、結果的に自分を見失いします。
全てに対して優等生にならなくていいと気づきました。
試合後は、おいしい長野名物をごちそうになって、長野を後にしました。
明治亭さんのソースかつ丼と信州そば、絶品でした、、!
今回は、サポートに2名来てもらえたり、たくさんお声がけいただいたり、
クラウドファンディングで支援していただいたりと、
ほんとに周りの人に恵まれているなと感じました。
たくさんの方への感謝が溢れた、2回目の日本選手権でした。
人に甘える、人に頼る、意思表示をする、勉強する、自分を律する。
調和性と自我を、時と場合に応じて切り替えられるようになります。
少しずつでも着実に強くなって、
いつの間にかぬるっと活躍している人間になります(笑)
失ったものより、得たものがたくさんあった試合でした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次回も読んでくださいね~!