アスリートのつぶやき

【アスリート思考を考える】高みを目指すために 何を学び、何を考えるべきなのか

どうも皆さん、ごきげんよう。ハイサ〜イ。
沖縄在住アスリート社員ビーチサッカー選手のケントです。

今回はまじめに書きます。
テーマは、「アスリート思考を考える」です。

皆さんは”アスリート”ってどんなイメージありますか??

  • 高いレベルで競技を行っている
  • 鍛え上げられた肉体を持っている
  • 脳みそが筋肉でできている。
  • 「マッスル!!」って返事する。

などですかね。

ソーマプライア感謝祭 プログラム1. ストレッチにて

というのも、僕はアスリート社員として、GKLINEでの仕事と、ビーチサッカー選手としての競技活動を両立しているわけなのですが、色々と考えることがあります。

アスリートが”アスリート”たる所以は何なのか

上記のいうイメージにあったように、アスリートの定義は人それぞれだと思います。
アスリートが”アスリート”と呼ばれる特徴の一つに、僕は”思考”があると思っています。

ここでは、私がビーチサッカー選手として活動してきた中で、感じたこと、教わったこと、経験してきたことをもとに、アスリート思考について考えていきたいと思います。

また、発見した考え方が、アスリート社員としてどのように仕事に還元できているのか、
デュアルキャリアならではの視点で綴っていこうと思います。

では、レッツゴー!!

アスリートとは、一般的に

多くのアスリートは日々目標を設定し、そこに至るまでの道のりで課題解決を継続的に行っています。そして、長期的な目標を達成する中で、様々な短絡的な欲求をコントロールしていく必要があります。

年齢が幼いうちや競技経験が浅いうちは、他人の後押しで練習に取り組む習慣が確保できてきて、ある程度は目標達成へのレールが敷かれています。

しかし、高校や大学を卒業し、経済的な独立を求められるようになると、長い人生の中で、競技が自分の生活の手段となるかどうかを考えさせられるようになります。

すると、アスリートはプロフェッショナリズムが必要になり、競技生活の中で競技力を向上させ続けるため、その競技力を維持するためのコンディション管理、行動規制の管理を、自ら高いレベルで決断していかなければなりません。

ここまでは、私にとってはアスリートたる者のベースで、
”アスリート論”のようなものです。

現在形成中のアスリート思考

トップレベルでやっていくためのアスリートに必要な思考は、たくさんあると思います。
ここでは僕が昨シーズンに学び、常に自分にも言い聞かせ、その考え方を自分のものにしたいと思っている、僕が思うアスリートに必要な思考です。

①成長を渇望する

「腹いっぱいの人に、どんなに高くて美味しい肉をご馳走しても意味がない」という言葉を監督から言われたことがあります。

どんなに良い環境で、どんなに良い指導を受けても、当の本人が成長を求めていなければ、それらは何の価値もないものになってしまいます。

つまり、どれだけハードに日々のトレーニングを行っていても、自分が学ぶ姿勢を持ち、自らの成長を求めていなければ、ただただ時間だけが過ぎてしまいます。同じチームで、同じメニューを、同じ回数トレーニングした選手の間でも、成長する選手としない選手がいるのには、このような思考があるかどうかだと、私は感じました。

②自分を疑う

「いつも通る道をGoogle Mapで調べてみると、違う道の方が目的地まで早く着くことが分かったことがある」、なんて経験ありませんか?マニアックですかね笑。車社会で、道路開発が進む沖縄ではよくあります。

スポーツというのは”これをすれば間違いなく勝てる”というような正解はありません。
つまり、どこで結果が出て何が正しい努力なのかは、結果が出ないと分からないということです。

そのように考えると、自分がこれまで正しいと思ってきた事やうまくいっている事を、「うん、自分はこれでいい」と思い、疑うことをやめてしまうと、自分の凝り固まった考えの範囲内でしか行動ができません。コンフォートゾーンの成長理論に近い考え方かもしれません。

スポーツには、常に競う相手がいます。基準は絶対的な自分ではなく、相対的な自分なのです。自分は今どの位置にいるのか、昨日まで正しかったことが今日も正しいのか、常に考えていく思考を大切にしています。

③自分を過大評価しない

「そんなの分かってる」
僕自身も思っていたことですが、無意識のうちに自分を高く評価していることがあります。

プレーが上手くいかなかったり、監督に怒られると落ち込むことがあります。
なんて情けないんだろう、自分はダメだな、なんて思うことが正直今でもあります。

お笑い芸人の明石家さんまさんは、番組でスベっても「絶対に落ち込まない」そうです。
落ち込んでしまうのは「自分のことを過大評価しているからだ」と説きます。

あの、お笑いのみならず芸能界で大活躍している明石家さんまさんほどの人が、「自分のことを過大評価」していないのなら、何も成し遂げていない自分が「自己評価と違った結果」に落ち込んでいる場合ではない、と考えるようにしています。

上手くいかなかったこと、怒られたことは、自分という人間を否定する要因ではなく、「もっとやる必要がある」、「その方法では勝てない」と気づくための機会なんだと、考えられるようになりました。

アスリート思考を仕事に還元

さて、ここまでアスリート思考に関して考えてきたのですが、
僕は、ビーチサッカーを通して学んだことを、仕事にも還元したい、その逆も然りだと思っています。

ビーチサッカー選手でもあり、ビジネスマンでもあるのが、デュアルキャリアのあり方です。2つのキャリアを並行して進むなら、学びは2倍、それを掛け合わせて4倍の結果を生み出す可能性があると思います。

まだまだ試行錯誤の過程ですが、アスリート思考が仕事に還元できるな、これができると僕は周りのビジネスマンに比べ、競技に時間を多くの時間を割いていても、成長ができると感じました。

還元できた思考は普遍的で、生きるセオリーになって、どんな業界でも職場でも、ベースの考え方になり、自分のビジネスシーンの成長の糧になると思います。

最後に

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今回は、まじめに書いてみました。
こうして、文章に書き出してみるとすごく面白く、アスリートは肉体的な部分だけではなく、考え方でもそうあるべきだと感じます。

もちろん、僕が綴った思考は教えであり、気づきであり、学びではありますが、”自分の考え”にはできていません。その思考により、多くの成功を実感し、アップデートし、伝え、作っていけるようになるまでは、意識的に心に留めておく必要があります。書くことで、戒めにもなりました。

仕事と比べると、競技は勝敗を決する要素が強い、と思っています。仕事にもそういったシーンはもちろんありますが、スポーツの世界での勝ち負けはまた異質です。この考え方を、仕事にも還元していこうと思います。

もし、「あなたは何をしている人なのですか?」と聞かれた時、「アスリート/ビーチサッカ選手」と答えられるのは、あと何年だろうかと考えます。有限であるこのキャリアで、多くの考え方を手にし、豊かな人間になれればと思います。



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2021年4月入社 ビーチサッカーをやっています。 競技の魅力とデュアルキャリアの発信をしていきます。