どうも皆さん、ごきげんよう。
ビーチサッカー選手・アスリート社員として働くヨシダケントです。
この4月で、ソーマプライア沖縄での2シーズン目を迎えまして、
日本一を獲るために毎日を過ごしています。
今回もテーマは【アスリート思考を考える】
前回、こんな記事を書きました。
アスリートとして高みを目指すために、どのような思考で日々を過ごすか、
これまで、人や本から学んだことの一部を自分なりにまとめています。
また今回の記事では、アスリート思考として何が必要なのか、新たな発見と自分の課題を照らし合わせ、デュアリキャリだからこその仕事と絡めて、綴っていきたいと思います。
アウトプットも兼ねて、自分の考えを発信できればと思います。
アスリートとしての高みとは
冒頭で、「アスリートとしての高みを目指す」と書きました。人によって様々な定義があると思いますが、僕がビーチサッカーをやる上で目指す高みは、以下の目標です。
- 日本代表選手になる。
- ソーマプライア沖縄で日本一を獲るために、チームに貢献できる選手になる。
この目標は中期的なもので、具体的にはこれを達成して何を成したいかは色々とあるのですが、それはまた次の機会に書きたいと思います。
ここでは、この僕の「アスリートとしての高み」に向かって、どのように取り組んでいくか、今回も”思考”にスポットライトを当てて、綴っていきます。
成長のための、変化と進化
アスリートには成長が不可欠だと、僕は考えています。
現時点の自分では、日本代表選手になるためにも、チームの日本一に貢献する選手になるためにも、まだまだ実力が足りません。
なので、”今の自分”から変わる必要性を感じています。
アスリートに限らず、学生でもビジネスマンでも変化は不可欠で、ある意味で不変であることは、”退化”だと考えています。なぜなら、時間の経過と共に、周りの状況や人も環境も変わっていき、自分自身をアップデートしないと、それらに適応できず、取り残されていくからです。
上の図では、変化するテクノロジーや経済、職場の同僚、競技レベルなどの周りの環境と、変化のない自分をグラフ化したものです。
時間が進むと共に、環境は変化と成長をします。一方で「自分」は変化していないので、このグラフでは”現状維持”となっています。
少し考え方を変えてみて、環境の変化と成長は「当たり前なのでほぼ横ばい」とすると、
グラフは上のように傾き、「自分」は退化しています。
こうして考えから、成長するためには現状維持ではなく、絶えずアップデートを繰り返し、変化を起こさなければ、人は進化できないと感じています。
昨日と少しでも違う自分になるために、過去の経験から学びを得て、先のことを見据えた変化=進化を模索しなければならない、と思います。
変わることは恐い
以前は、友達に久々に会って、「ケント変わらないね」「相変わらずだね」って言われる方が嬉しくて、「ケント変わったね」と言われた方が寂しい気持ちになりました。
今は、変化するために意識的に取り組んでるからこそ、「ケント変わったね」という言葉は、自分に変化があった証拠だから、嬉しく思います。それは、今はまだ変化することに挑戦している段階だから、どんな文脈でもいいと思ってます。
新しい考えや価値観を受け入れることは、すごく勇気がいることだと思います。今まで慣れ親しんだ行動や考えを、時には否定するようなパラダイムシフトが生じると、不安になることもあります。
それでも、もっと今の自分よりも知らない考えを手にしたいし、成長したいと思うと、退化していく自分のほうがよっぽど恐ろしく思えます。
変わらないことより、変わることの方が僕にとっては難しいからこそ、多少狙いとは違う方向へ変化してしまったとしても、変化を繰り返して軌道修正すればいいと思っています。
最近はよく髪型を変えるようにしています(笑)。伸ばしたり、短くしたり、小さな変化から受け入れるようにしました!!
仕事に還元
ビーチサッカーを通して考えたこと、学んだことは仕事にも還元してみたくなります。
GKLINEに入社して3年目となりましたが、ECモールのユーザー数、規約、売れるもの、モール内規約、扱うシステムなど、色々な変化がありました。僕自身の役職も変わり、会社から期待されることも変わりました。リモート勤務にも変わりました。
実はこのリモート勤務に対応するのに、かなり苦労をしまして。
例えば、沖縄でリモート勤務していると、上司や同期、後輩と会わなくなります。すると、出社していた時と同じ行動とモチベーションのつもりだったのはずが、営業数字が下がっていってしまいました。
上司に相談してみると、「当たり前じゃん、出社と同じモチベーションでやっても無理だよ、吉田がリモートしてるんだよ(笑)」と指摘があり、自分とリモート勤務の相性を受け入れました(笑)
出社時とリモートで大きく変わったのは、「周りから吸収するぞという気持ち」と「周りにどう思われたいか」というモチベーションでした。
ということで、
- チーム数字を達成すると○○さん(上司)が喜ぶ
- ○○(同期)に負けたくない
- ○○(後輩)にかっこいい姿を見せたい、負けられない
- ○○さん(先輩)から、営業を学びたい
- 後輩に自分と同じ選択肢を持てるようにしたい
- 自分で決めたことをやり抜きたい
- ダサくなりたくない
という、人の目線、評価、共有などを気にしたモチベーションを意識して、そのために営業チーム内でのコミュニケーションを増やしてみました。
加えて、自分の業務進捗の見える化も行いました。なるべく上司に課題点を発見してもらえるにように、相談と進捗状況を伝え、アドバイスを貰うようにしました。すると、営業数字が安定するようになりました。
まだまだ自分の目標には達していないですし、モチベーションはあくまで一つの改善点なので、まだまだ変わっていかなければならないことはたくさんあります。
ここで気付けたのは、環境の変化に対し、以前と同じモチベーションで行動していた自分では退化していて、進化するためにどのような変化を自分で起こすか、といった小さなエピソードですが、こうした変化をもっともっと起こしていきたいと思います。
最後に
成長のためにどんな思考を得たいかを考える時は、監督や職場の上司の言葉や、チームメイトのアドバイス、本やYoutubeからインプットしてます。
「監督が言っていた事、この本にも書いてあるな」「さっきの失敗、こういう考え方からきているんだな、じゃあ考えから変えてみよう」など、共通点を見つけたり、メタ認知して行動してみると、なんか面白いなって最近思います。
結構衝撃なのが、今までの自分の考え方がそうしたリソースの中で否定されていたり、自分が手に入れたい考えを持った人とコミュニケーションを取るとき、一瞬の疎外感と自己嫌悪を覚えたそのすぐ後、変化した自分の将来像のワクワクが襲ってきます(笑)
なんだか訳わからないこと言ってる気がするのですが、少なくとも成長するためには、何も考えてこなかった自分から変わっていきたいなと、思っています。
「成長」って言葉が、昔より好きになりました。