アスリート社員という新しい働き方

これまで青春のすべてをかけて打ち込んできたスポーツ。
社会人になっても競技を続けたい。
でも引退後のキャリアを考えると不安、、。

そんなアスリートたちの新しい選択肢のひとつ。

企業にいち社員として籍をおいて、
アスリートとして競技に打ち込み、競技活動と並行して社業をこなす。

「アスリート」であり「社員」である。

「デュアルキャリア」という新しい働き方についてレオナルド博士が皆さんに分かりやすく説明します。

レオナルド博士

皆さんこんにちは。レオナルド博士です!
社会人になっても競技を続けたい!でも引退後のキャリアが心配。
そんなアスリート必見ですよ~。

デュアルキャリアとは?

デュアルキャリアを直訳すると、「デュアル=二重」「キャリア=経歴・仕事」

競技を続けながら、社会人としてのスキルや知識を身に付けることができ、
引退後のキャリアに生かすことができる。

「競技も仕事も両立してがんばりたい!」

そんな働き方がデュアルキャリアなのです。

社会問題になりつつあるアスリートのセカンドキャリア

実は近年、アスリートの引退後のセカンドキャリア問題は深刻になりつつあります。

スポーツ選手が引退後、試合解説やコメンテーターとして競技にかかわっていたり、指導者として競技のキャリアやスポーツの経験を生かせる仕事に就いているのはテレビでも見かけますよね。

しかし、そのようなアスリートはごく一部であり、ほとんどのアスリートが引退後の仕事が見つからなかったり、自分のやりたい仕事につけず、悩みを抱えているのが実状です。

一般企業に就職したり、起業するというスポーツとは離れたキャリアを選択するのであれば、引退後のキャリアに向けて現役時代から、しっかりと準備をしておかないと就ける職の選択肢が限られてしまいます。

そのため近年では、アスリートのセカンドキャリアを改善すべく、競技を行いながらいち社員として仕事のスキルも身に付けることができる新しい働き方、「デュアルキャリア」という働き方が注目されています。

実際にジーケーラインでは2020年からデュアルキャリアでの採用活動がスタートし、
現在までに約20名のアスリートが競技を続けながら、仕事のスキルも身につけています。

ジーケーラインの詳しい仕事内容はこちら⇒

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ジーケーラインでは現在、
陸上・ビーチサッカー・トランポリン・アーチェリー・チア・セパタクロー・空手ボクシング・ラクロス・武術太極拳・フットサル など、様々な競技のアスリート社員がデュアルキャリアとして在籍しています。

デュアルキャリアで、仕事でも一戦力として期待していただいている分、
アスリート社員一人ひとりが競技と仕事の双方で結果を出せるように、日々奮闘しています。

アスリート就活生

なるほど。仕事をしながら競技も続けられる新しい働き方なんですね!
ちなみに、プロや実業団とはどんな違いがあるんですか?

レオナルド博士

お!いいこときいてくれましたね。
ではデュアルキャリアの働き方についてもう少し詳しく説明します!

プロや実業団とは何が違うの?

それぞれの働き方における仕事と競技の割合から説明します。
(※各企業によって多少異なります。)

プロ&セミプロ

まず初めにプロやセミプロとは、
競技に重きを置いているので、多くの時間を競技に費やすことができ、競技に対するサポート体制も整っています。

競技=職業なので、競技でお金が発生するというイメージです。

しかし、誰もがプロやセミプロとして競技だけに打ち込めるわけではありませんし、会社の広告塔として「トップレベルの成績を持つ選手」ということが、選考条件であることがほとんどなので「マイナースポーツ」や、メジャースポーツであっても「これからトップを目指して競技を続けたい」という想いだけでは、プロやセミプロになれないのが現状です。

また、セミプロの中には1週間のうち2日の午前中だけ仕事をし、あとは競技に打ち込むというようなスタイルを取っているところもありますが、仕事の内容自体が事務作業などが多いため、セカンドキャリアで活かせるようなスキルを身に着けるのは難しいと思います。

フルタイム社員

次にフルタイム社員とは、
「一般社員」としての勤務になるので「選手」であることに対する会社からのサポートや手当がない場合がほとんどです。

そのため、フルタイムで勤務をして、休みや終業後の空いた時間を見つけて練習をしながら、トップレベルを目指して戦っているので、心身ともに簡単なことではないですし、悩んでいるアスリートが多いのが実状です。

デュアルキャリア

「デュアルキャリア」とは、
一般社員と同じ業務をこなしながら、練習時間の確保やサポートをもらうことができるので、競技と仕事どちらも成長することができる新しい働き方です。

仕事と競技のバランスは5:5または6:4くらいなので、どちらに大きく偏ることもなく、安定して競技も仕事も行うことができます。

デュアルキャリアとは、競技引退後のセカンドキャリアに強いので、今アスリートの中で大注目されている働き方なんですよ~!

アスリート就活生

まさに、「二足の草鞋を履く」ですね。

レオナルド博士

そうなんです!デュアルキャリアを採用している企業はまだまだ多くはありませんが、アスリートがより良い環境で両立ができるようサポート体制を整えてくれる企業も増えてきています。

アスリート就活生

ちなみに、ジーケーラインではどんなサポートがあるんですか?

ジーケーラインのサポート内容

では次にジーケーラインのサポート内容について見ていきましょう。

ジーケーラインのサポート
  • 練習時間の提供
    勤務時間内で競技に充てる時間を月20時間付与
  •  ユニフォーム支給
    例えばジーケーラインの陸上部はGKLINEとかっこいいロゴが入ったユニフォームが!デザインもアスリート社員が一から作成!
  •  アスリート休暇の付与
    有給とは別でアスリート休暇を付与。試合前後の移動日や合宿等に当てています!
  •  アスリート手当の支給
  •  広報やメディア出演の斡旋 など
レオナルド博士

ジーケーラインではアスリートの想いや意見を取り入れながら
様々なサポートを行っています。

アスリート就活生

しっかり競技も集中できるように様々なサポートが整っているんですね!
それなら競技を続けるのも安心ですね。

アスリート就活生

でも実際に、自分が社会人になって仕事も競技も両立できるかまだ少し不安です…。
ちなみに、ジーケーラインのアスリート社員は普段どのような生活を送っているんですか?

レオナルド博士

では次は、ジーケーラインのアスリート社員の1日の流れを紹介しますね!

ジーケーラインアスリート社員のスケジュール

ジーケーラインのアスリート社員はそれぞれの競技によって勤務形態は異なりますが、
平日は平均で週3日前後の練習の為に早退、練習がない日はフルタイムで勤務をしています。

↑このアスリート社員は業務後に練習というスケジュールですが、午前に練習を行い、午後から出勤というスケジュールのアスリート社員もいます。

それぞれの業務に大きな支障が出ないように毎月人事チームにシフトを提出し、上長と相談しながら、業務と競技時間の調整を行っています。

競技によっては試合等のシーズンが半期に集中している競技もあるので、


例えば、

競技のシーズン中は、仕事4:競技6
シーズンオフ期間は、
仕事6:競技4

というように競技と仕事のバランスをコントロールすることも可能です。

レオナルド博士

最近ではリモートワークも可能ですよ。

アスリート就活生

こうやって社業と練習時間の確保をしているんですね!これなら私でも続けられるかもしれない…!

アスリート社員として働いてみての感想

デュアルキャリアをしてみての率直な感想をアスリート社員が書いているので、是非こちらの記事も参考までに読んでみてください!

【デュアルキャリアの実態】アスリート社員への疑問・よくある質問まとめ みなさん、デュアルキャリアアスリート社員たちの実際の働き方などを知りたいと思ったことはありませんか? 本記事ではデュアルキャリア...

仕事も競技もすぐに思い通りの結果が出るわけではないので、もちろん大変なこともありますが、

「競技以外のスキルも身につくのでセカンドキャリアに生かすことができる」
「メリハリがつくのでより練習の質が良くなった」

など、アスリートからはポジティブな意見がとても多いです!

まとめ

今回は、デュアルキャリアについてまとめてみましたが、どんな働き方なのかイメージできましたでしょうか?

デュアルキャリアという働き方は、まだまだ世間には多く知られていませんが、

この記事を見て、

「引退後も大好きな競技を続けたい。」
「仕事も競技もどちらも頑張りたい。」

そう思ってくれる方が増えて、さらに選択肢の一つとしてデュアルキャリアという働き方を知ってもらえたのなら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

レオナルド博士

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