こんにちは!
陸上200mをやっているオリサ裕司マイケルです!
先日、念願の日本選手権という日本最大の大会に初出場してきました!!
応援してくださった方々、本当にありがとうございました!
今回は、日本選手権に出場するための標準記録を狙うところからスタートして、ついに憧れの舞台で走ることができたところまでのお話ができればと思います。
1.シーズンに入るまで
ほとんどの大会では、昨シーズンと今シーズンの記録でエントリーができますが・・・
私はここ2年間、怪我などでまともな記録を持っていなかったため、日本選手権エントリー締切の5月25日までに記録を出す必要がありました。
具体的には、200mの参加標準記録20.75秒(参加確定)か、エントリー資格記録の20.90秒です。エントリー資格記録はタイムの上から何名か選ばれる形式なので、出場を確定させるためには20.75秒を突破する必要がありました。
怪我の影響もあり、3月に入るまで筋トレばかりで週1~2日ほどしか走れていない状況でしたが、3月22日の越谷市春季記録会を初戦に決め、スピード練習を頑張り始めました!!!!
ところが・・・
3月4日から突発性難聴になってしまったんですね。
朝起きたら突然右耳の聞こえが悪くなっていて本当に驚きました。
やる気に燃えていたところでまさかの事態に。お仕事も休職することになりました・・・
医師には激しい運動は控えたほうが良い的なことを言われたのですが、、、
そんなことができるはずもなくトレーニング三昧でしたね笑
2.東日本実業団まで
東日本実業団までに記録会を計3回走っていまして、当初の予定ではここで日本選手権標準を切ることが目標だったんです。
そうして迎えた1試合目!
3月22日 越谷市春季記録会 20.99 (+1.0)
突発性難聴になりつつの酷いシーズンインではありましたが、
初戦から20秒台に乗った!今シーズンかなり行けるのでは!?
・・・と思ったより良い結果で正直浮かれてる部分もありました。
その約1ヶ月後の2試合目!
4月19日 日体大競技会 20.95 (-0.2)
あれ?思ったよりも伸びてない・・・
ここらへんから焦りが出てきます。
2週間後にリベンジの3試合目
ここで出さなきゃいよいよ後がない!
5月2日 日体大競技会 21.05 (-1.8)
向かい風が強く20.75には程遠いタイム。
このレース後からもっとたくさん試合にエントリーしておけばよかった・・・と、後悔しまくりでした。
ラスト1試合、東日本実業団にすべてを懸けた戦いが始まるッ!!
あと2週間しかないのかぁ・・・(本音)
3.覚醒の東日本実業団
そんな中で迎えた東日本実業団陸上選手権。開催地は山形!
結局、日本選手権標準を切ることができず焦っており、行きの新幹線ではずっとソワソワしていたのを覚えています笑
この試合でできれば20.75を!そうでなくとも20.85は切らないと出場できない!
予選から全力で記録を狙いに行きました。結果は・・・
20.51 (+1.5)
・・・・・・・・・・あれ、私速くない??
結果は参加標準20.75をはるかに超え、大幅自己ベスト更新(それまでのベスト20.86)
風に恵まれたこともあり、この時点で瞬間的ながらも2026年シーズン日本ランキング1位まで駆け上がってしまったんですね。
この後走った決勝では追い風参考ながら20.35というタイムを出し、優勝しました。
(陸上では秒速2.1m以上の風では公認ではなく参考記録となるため)
正直なところ最後まで実感がなく、嬉しさよりも困惑が勝っていた状態です。
ほんの2週間前まで記録が出せず苦しんでいたのに・・・でも嬉しい!!

そうして無事に1ヶ月後の日本選手権陸上への出場が決まりました。
4.第110回日本陸上競技選手権大会
今年の日本選手権陸上は名古屋市にあるパロマ瑞穂スタジアムで開催されました。
今年の9月にはアジア大会が開催される会場ということもあり、入場者数が3日間で5万5千人を上回る凄まじい盛り上がりでした!

会場の熱に終始圧倒されていましたね・・・
当然これだけの規模の大会に出場した経験はなかったので慣れないことだらけでしたね。
報道陣やカメラの数も桁違い!
どこを見ても有名な選手が!!
競技開始前にトイレに行こうとしたら、インカムをした付き人が同行したり!!!
ピリピリした空気を感じ、ずっと肩に力が入っていたと思います。
迎えた予選
記録が東日本実業団の一発だけで終わってしまわないか・・・
初出場の日本選手権では自分の走りがどれだけ通じるか不安も大きかったです。
しかし結果は
20.56 (+0.8) 組1位で通過!
全体4位通過!
自分の走りが日本の最高峰に通じると確認できた瞬間だと思います。
レースの動画はYouTubeでも見ることができます。
https://youtu.be/eG6T_vVVRqA?si=Bm8hN30lPF0oPNPC (2組目)
不安もだいぶ消し飛んだよね!!🔥
5.決勝を経て
決勝戦はメダルを狙うためにも、前半からしっかり飛ばして行くつもりでした。
力んでしまったり緊張疲れなどもあったと思います。
20.85 (+0.6) 6位
記録も順位も大きく落としてしまいました。
やはり大舞台の経験の少なさが出てしまった部分もあると思います。
本当に強い選手は最後まで勝ち続ける。その凄さを再認識したレースだと思います。
本当に悔しく、しかし楽しくもあったレースでした。
ひょっとしたら東日本実業団からが上手く行き過ぎていたのかもしれません。
しかし決勝を走った経験はこれから先の競技人生において間違いなく大きな財産になると思います。
走りをブラさず、周囲に惑わされない。
どんな場面でも自分の走りを貫き、勝ち続ける。
そんな理想の選手を目指すための、ある意味ではあの舞台こそがスタートラインだったのかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
また日本選手権にリベンジしたいと思うので、どうか応援よろしくお願いいたします!!










