こんにちは!
アスリート社員(セパタクロー)のちなつです。
突然ですが、アスリートがプレー中に行うルーティンを見て
この人はなんで毎回同じポーズをするんだろう・・・
なーんて疑問に思ったことはありませんか?
例えば、ラグビーの五郎丸選手。忍者みたいなポーズはとっても印象的ですよね!
実は、あのプレー前のルーティンには、
自分のいつもの力を最大限に発揮するための大切な役割をしてくれているんです。
私自身もセパタクローという競技をやっているのですが、必ずプレーの合間にルーティーンを挟んでいます。
そこで今回は、ルーティンを行うことのメリットを、実際にルーティンを取り入れてるアスリート目線から紹介してみたいと思います!
本番で力を発揮できなくて悩んでいる方などの参考になれば嬉しいです。
是非最後まで読んでくださいね!(^▽^)/
ルーティンとは?
まず初めに、ルーティンという言葉の意味からご説明します。
「ルーティン」とは、「決まっている手順」「お決まりの所作」「日課」などを意味します。
例を挙げると、
家に帰ったら、手洗いをする
これもルーティンですよね。
日常的に繰り返している所作なので、「よし、やるぞ!」と意気込まなくても自然と行動することができます。
つまり、ルーティンとは日常生活に多く存在し、意識しないうちに皆さん行っているのです。
そして、アスリートは日常のルーティン以外に、競技中のルーティンを取り入れている選手が多く存在します。
今度は競技中のルーティンについて詳しく見てみましょう~!
競技におけるルーティンとは?
そもそも競技中におけるルーティンとは何だ?と疑問に思う方もいると思うので簡単に紹介します。
最初に軽くお話をしましたが、
・五郎丸選手の忍者ポーズ
・イチロー選手のバッターボックスでの動作
などなど。
スポーツ観戦をしていると「あの選手いっつも同じポーズしてね?」っていうのを見つけることがあると思いますが、それこそがスポーツにおけるルーティンです。
私のルーティン
実際に、私もセパタクローをプレーする上でルーティンがあります。
■レシーブのルーティン
- 相手がサーブを打つ前に一度肩甲骨を寄せる
- 相手が打つ少し前に両手を軽く振る
■サーブのルーティン
- サーブサークルには必ず横から入る
- サーブサークルに入る前に一回地面を軽く蹴る
- サーブを打つ一瞬前に一回息を口から細く長く吐く
呼吸も?!結構細かくルーティンがあるんだね・・!
そうなんです!私にとって呼吸のタイミングを合わせることもとても重要なんです!
こんな感じで、私には各プレーごとにルーティンがあります。
そして、このルーティンを行うことで、
「いつものプレー」を本番中に引き出すことができていると思っています。
ルーティン化するまでの過程
アスリートがどんなルーティンをしているのかはなんとなく分かったけど、
ルーティンってどうやってできるんだろう・・・?
アスリートが本番に行っているルーティン動作は、日頃の練習の時から行っており、練習時から決まった動作を行うことで、自然とその動作が体に染みついていきます。
例えば、
練習中、【緊張してサーブが上手く入らない】と感じる
この悩みを解決するために、
→ リラックスするためにサーブを打つ前に伸びをしてみた
→ 伸びをしたら、サーブが入った
→ いつも伸びをしてリラックスできる状態を作ろうと考える
→ サーブ前に伸びをするルーティンができる
みたいな形で、自分自身の体験から良かった行動を結び付け、ルーティンとして取り入れていきます。
そして、日常的に繰り返していくことで、
伸びをする → リラックス → プレーに集中
→ 結果:「サーブが良くなる」
みたいな流れでルーティンができると考えています。
実際に私は、成功したときの動作を「いつも」行うことで心が安定し、自分を信じてプレーすることができる=成功するという流れを作れています。
自分を信じることが、いつものプレーを最大限に引き出すために重要なので、ルーティンを使って自分を信じられるように導けるといいと思います。
ルーティンのメリットとは?
皆さん、いざって時に自分本来の力が出せなかった経験はありませんか?
いつも練習の時は同じプレーができるのに、本番は失敗してしまう。
そんな方こそ、ルーティンを作ることをおススメします。
ルーティンとは決まった所作、日課のこと。
日課になれば、その動作に対して意気込んだり、意識することってあまりないと思います。
ルーティンを作ることで、いつものプレーを当たり前に行える「流れ」を作って、普段のいいプレーを自然と引き出すことができるようになります!
- いつも通りのプレーを引き出せる
→ルーティンを行うことで、練習と同じプレーを本番でも引き出せるような「流れ」を作れる。 - 心が安定する
→ルーティンを行うことで、不安や緊張をしない精神状態(練習の時と同じメンタル)を作りやすい。 - 自分を信じることができる
→ルーティンを行うことで、「いつもの練習と同じ!」と頭だけでなく体でも認識し、ポジティブに捉えやすい=自分を信じやすくなる
ルーティンって「ただ同じ行動をしているだけ」のように見えますが、同じ行動を当たり前に行うことで、いつもの力を発揮することができるんです。
本番に失敗してしまう原因って、緊張や不安、環境の変化なども要因として考えられるので、ルーティンを作って脳も体も緊張しない(練習と一緒の)イメージや流れを作れると、よりいいパフォーマンスができるようになると思います。
またルーティン以外でも本番に成功させるためのコツについても紹介しているので、よかったら見てみてくださいね!
まとめ
今回はルーティンについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
本番でよく失敗してしまう方や、緊張してしまう方こそ、是非今回ご紹介したルーティンを試してみてくださいね。
ルーティンでより良いパフォーマンスを引き出していきましょう~!★
最後まで読んでいただきありがとうございました!