こんにちは!
アスリート社員でパデルをやっています、植村斗里敦です。
今回は2024年シーズンの振り返りとともに、「開き直る」というテーマで僕が昨年感じたことをお伝えできればと思います!
開き直る
皆さんは何かに行き詰まったとき、開き直ってみたことはありますか?
僕はこれまで”開き直る“という行為がどこか現実から逃げているように思えて、あまり好きではありませんでした。が、昨シーズン苦戦していた際に、何か根本的に変えないとと思い、一度開き直ってみようと考えてからかなり状況が好転しました!
負けが続いた前半戦
24年シーズンはかなり厳しい状況からのスタートでした。
日本ランキングトップ30位以内にランクインすることを目標にスタートしましたが、夏前まで初戦敗退が連続する勝てない日々が続き、何が課題でどういったプレーをしたら良いのかも分からない状態が続いていました。
負けまくっていたので勿論ランキングは上がらず、自分自身も頭打ちだな~と感じてしまう日々でした。「今シーズンが終わったら競技としてのパデルはやめよう」と考えてしまっていたくらいです。
開き直った後半戦
このまま落ちるだけ、何か根本的に変えないといけないと感じ、ここまでパデルも続けてきたし、あれこれ考えず一回自分の好きなように思いっきりやってみよう、それでもダメだったらその時また考えようと思うようにしました。
その考えになってから肩の力が抜けたのか、ミスするのが怖くてできなかったプレーに取り組むことができ、試合中劣勢の場面でも「これでポイントを落としたとしても全力でやった結果だから悔いはない」と思えるようになり、次のポイントにうまく切り替えができるようになってきました。
その結果、徐々に勝率が上がり、今まで勝ったことのなかった格上の選手に勝つことも増えてきました。
2024年最終戦
シーズン最終戦の全日本選手権では2時間半の激闘の末、あと2ポイントで勝利というところまで追いつめていましたが、逆転負けをしました。
ただ、夏以降トップ選手が出場する規模の大会でベスト4に2度進出したり、ランキングも自己最高の44位→21位まで上昇したりと、夏前からは想像もつかなかった成長を感じることができました!
開きなおることも大切と感じた1年
時には開き直ってみることで新たな道が開けることもあると感じた1年でした。
行き詰まるとどうしても周りが見えなくなり、客観的に物事を見るのが難しくなってしまいます。僕は根を詰めて考えすぎてしまうタイプで、長い時間悩んでしまうことも多いのですが、「ダメだったらその時考えればいいや」くらいの気持ちで物事に取り組む姿勢もアリだなと考えるようになりました。
すべての人が当てはまるわけではないと思いますが、チャレンジして行き詰まっている方のきっかけになれば嬉しいです!