こんにちは。しゅんじです!
今年のシーズンもあと2か月ほどになってきました!
ここから国体や全日本選手権など目玉イベントが多く開催されるので、ぜひ注目してみてください!!
目玉の大会を前に空手を知って楽しみましょう!!
今回は、空手の判定基準のひとつ、極め(キメ)について解説していきたいと思います!
空手では極め(キメ)が重要
空手競技には2種目あるということは以前記事にしましたね!
復習がてらこちらの記事も読み返してください!!

形と組手で様々な判定基準、採点基準があります。
形(かた)の判定基準とは…

形の判定基準では、力強い技や正確性、正しい呼吸法などの基準がありますが、その中のひとつとして“極め(キメ)”があります。
形の難易度などもかかわってきますが、“極め(キメ)”の有無や技の正確性が点数の高さや勝敗に直接影響してくるわけです!
組手(くみて)のポイントになる技とは…
組手は、頭部や腹部にコントロールされた有効打が当たることでポイントになります。
しかし、どんな技でも当たればいいというわけではなく、一つ一つの技が判定基準に則っているかを判断しているわけです!

組手においてポイントが認められるには、適切な間合いやスピード、残心の有無などが挙げられますが、その中のひとつの基準としても“極め(キメ)”のある技というのがポイントになります。
一瞬の攻防の中で、審判はその判定基準に則っている技かを判断しています。
組手の一瞬の攻防にも“極め(キメ)”が求められるため、組手の試合に出る選手も基本動作の稽古を怠りません。
空手においては“極め(キメ)”が重要な要素ということです。
結局、極め(キメ)って…?
空手競技の形においても組手においても、“極め(キメ)”が重要な要素であり、判定基準にもなると書いてきましたが、でも結局、“極め(キメ)”って何なんでしょうか?
極めの概念については流派や人によっても解釈が異なる部分がありますが、一般的に考えられていることと私の見解も含めて書かせていただくと、目標に対して全身の力が一致したときのことを、“極め(キメ)”や“極め(キメ)”のある技と言います。
力強さは必要ですが、ただ力んでいるだけでは力の一致があるとは言えません。形の演武内にも組手の攻撃ひとつひとつにも緩急が必要なわけです。
そして緩急の差が大きく、全身の力がピッタリと一致することによって強い“極め(キメ)”が生まれるのです!
まとめ

空手における“極め(キメ)”について少しはご理解いただけたでしょうか?
空手の大会はYouTubeなどでも見ることができますので実際に見てもらえると理解しやすいかもしれません!
他にも空手には細かい間合いの駆け引きや技の美しさなどの魅力が溢れているので、ぜひ一度観戦してほしいです!
空手の魅力が少しでも伝われば嬉しいです!
これからも強い空手を目指して頑張るので応援よろしくお願いします!