初めまして!しゅんじです!
皆さんこんにちは。
ジーケーラインに中途アスリート社員として入社しました、鈴木舜士です!
4歳から始めた空手道を、社会人になった現在でも続けています!
今年の東京オリンピックの正式種目にもなった「空手道」ですが、
実はいくつかの種類に分かれていて、ルールも様々です。
そんな数多くある空手道の中から、
今回は僕が4歳から続けているオリンピックの正式種目になった
いわゆる「伝統派空手」についてお話ししていきます。
この記事を見たら空手に詳しくなれること間違いなし!
是非最後まで読んでみてくださいね!

空手の種類とは…?

空手って瓦割りとかするやつでしょ??
なんだか痛そうだよね…
実は空手と言っても種類は様々あります。
どんな種類があるのか、見どころとあわせて紹介しまーす!
空手の種類は一般的に2種類に分けられると言われることが多いです。
(様々な見解はありますが…)
- フルコンタクト空手(実践空手)
- ノンコンタクト空手(伝統派空手)
一般的に「当てる」か「当てない(寸止め)」で分けられることが多いです。
早速2種類の空手における違いについて見ていきましょー!!
空手の種類は本当に多いので、カバーしきれてないところもありますが、ご容赦ください…
フルコンタクト空手(実践空手)

フルコンタクト空手(実践空手)とは、直接打撃制のルールを採用した空手を総称して呼ばれることが多いです。
ルールとしては多くの場合、1対1の対戦形式で、実際に相手の身体に突き(パンチ)や蹴り(キック)を当て、そのダメージで勝敗を決めるものです。
イベントなどのデモンストレーションで、瓦割りや蹴りでのバット折りなどをご覧になったことがある人も多いのではないでしょうか。
ノンコンタクト空手(伝統派空手)

僕がやっている空手は東京オリンピックの正式種目にもなった、ノンコンタクト空手(伝統派空手)になります!
「組手」と言われる1対1の対戦形式で行われるものと、「形」と言われる仮想の敵と戦う演武形式のものの2種類の競技があります。
「組手」とは、いわゆる寸止めと言われるものになります。
ですので、相手を倒すことで勝敗が分かれるわけではなく、コントロールされた技の合計得点で競うことになります。
「形」とは、1人で仮想の相手を見立て、攻撃と防御を一連の流れとして組み合わせた「演武」の正確さや力強さで勝敗を競います。
いずれの空手道も素晴らしい競技で、武道精神を重んじていることに変わりはありません!!
伝統派空手にも2つの競技が‼︎
伝統派空手には先述した通り2種類の競技がありますので、ここからはより深く説明していきたいと思います!
- 仮想の敵と戦う「形」
- 相手とポイントを取り合う「組手」
仮想の敵と戦う「形」

「形」はとても奥深い競技です。
演武する「形」は世界空手道連盟(WKF)が認定した102種類の中から選手自身が選択して演武します。
そんな「形」には2つのルールがあります。
選手は赤と青に分かれ、トーナメント方式で戦います。
両選手の演武終了後、5人(7人の場合もある)の審判がより優れていた方に旗を上げ、3本以上の旗を獲得した選手の勝ちになります。
選手は複数のブロックに分かれ、ブロック内で順に演舞を行い、審判は「技術点」と「競技点」をつけます。
その後、ブロックの上位選手が次のラウンドに進み、最終的に上位2名が決勝戦を行い優勝者が決まります。
いずれのルールも1大会で同じ「形」を2度打つことはできません!
相手とポイントを取り合う「組手」

何を隠そう僕が専門としてやっているのはこの「組手」です!
この組手は2人の選手が1対1で8m四方のコート内で「突き(パンチ)」や「蹴り(キック)」などを駆使して戦います。
「突き(パンチ)」や「蹴り(キック)」を駆使すると言ってもノックアウトすることはNGです。しっかりとコントロールされた技でなければポイントとして認められません。
詳しいルールについては↓の記事もチェックしてください!!

気迫が凄い!「形競技」の見どころ
1人で演武する「形」ですが、見どころは”力強い技”と”芸術的な動き”の2つがあげられます!
形の評価基準には「技術面」と「競技面」の2つがあります。
技術面
「技術面」においては様々な評価基準があるのですが、その中のいくつかをご紹介します。
まず「立ち方」です!
空手では立ち方にも細かく決まりがあり、正しい立ち方でないと減点になります。
他にも技の流動性や一致性、正しい呼吸法などがありますが、その中でも一番大切なのが「極め」になります。
「極め」は一言でいうと技のコントロールと考えてもらえばわかりやすいかと思います。その技を実際に相手に掛けたときに効果的かどうかを審判員が判断します。
競技面
「競技面」は主に力強さ、スピード、バランスが挙げられます。
バランスの悪い技、弱い技、遅い技などは減点対象です。
(ただし、緩急に伴ったゆっくりな動きは減点になりません)
やっぱり「形」の魅力は正確性と技の迫力!!そして会場全体の雰囲気も緊張感が漂っていて一見の価値ありです!!!
一瞬の攻防!「組手競技」の見どころ
「組手」は選手同士が実際にポイントを取り合う競技です。
選手たちはたくさんの駆け引きの中で、様々な技を駆使しながら戦います。
「突き(パンチ)」などの攻撃は本当に目にも止まらぬ速さです。
しかし、競技中の駆け引きなど、未経験者の方には分かりずらい点も多いです…
そんな方に注目してほしいポイントを挙げさせていただきます。
- 攻撃のスピード感
- 蹴りや投げ技などの大技の華麗さ
- ポイントの取り合いのハラハラ感
ポイントの取り合いは手に汗握る一瞬の勝負で、このスピード感は本当に一度は見る価値あると思います!!
僕の試合の動画をもぜひ見てください!!
最後に
武道という側面とスポーツという側面をもっており、礼節などをものすごく重んじる競技なので、身体だけではなく人間性や精神面が重要になります。
なので、かなり伸び悩むことも多いですが、その分勝った時の喜びは大きいです!!
空手は戦うときは1人ですが、稽古や試合までの準備は決して1人ではできない競技です。だからこそ、みんなの力も背負って出る大会は絶対に負けられません!!
そんなプレッシャーも楽しみながら、これからも礼儀を重んじる強い空手家になりますので応援よろしくお願いします!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!