初めまして!
株式会社ジーケーライン新卒アスリート社員の石井佑汰です。
いきなりですが皆さん!!
アーチェリーについてご存じでしょうか?!
アーチェリーってどんな競技なの?
なんとなく弓と矢を使うのは知ってるけど、、、
こんな方のために、アーチェリー歴8年の私がご説明していきます!
私は高校1年生からアーチェリーをはじめ、高校、大学とアーチェリーに没頭する日々を過ごしました。
社会人になったいまでも、パリオリンピック出場を目指し、アーチェリーを続けています。
全日本選手権大会入賞
ユニバーシアード大会3位
などなど、、
私の話はこのぐらいにして、アーチェリーについて解説していきましょう!
アーチェリーの3つの競技

アーチェリーとは、弓矢を使って遠く離れた的をうち、その得点を競うスポーツですが、実は大きく分けて3つの競技があります。
- ターゲット
- インドア
- フィールド
これだけ聞いてもよくわからないですよね。
これから説明していきますのでご安心を!
ターゲット

まず一つ目にご紹介するターゲットは、オリンピック競技にもなっている一般的なもので、屋外で競技を行います。
皆さんが「アーチェリー」と聞いて思い浮かぶのはこれではないでしょうか。
試合にもよりますが、的までの距離は
- 30m
- 50m
- 60m
- 70m
- 90m
と様々です。
オリンピックでは70mで点数を競うため、日本国内の主要な大会も70mで行われることがほとんどです。
試合では、4分間で6本うちます。
これを1エンドといいます。
全部で12エンドあるので、1試合72本うちます。
決勝トーナメントがある場合はこれが予選になるので、72本の合計得点順でトーナメントの組み合わせが決まります。
70mで使う的は直径122㎝で、中心が10点。
そこから外側へいくにつれて9点、8点、7点と低くなっていき、1点まであります。
その円以外をうったら0点です(0点のことを”M”ともいいます)

中心の10点の大きさはCD1枚とほぼ同じ大きさの12.2cm!
これを70m先から狙っているんですよ!
よくよく考えたら、なんで70m先から当たるんだよって感じですね(笑)
雨が降っていても、風が吹いていても試合は行われます。
雨風が矢にどのくらいの影響を与えるか予測しながら、的の中心以外を狙ったりするのもアーチェリーの面白さです。
過酷な環境下で中心の10点に当たった時の爽快感はたまりません!!
インドア

これは室内で行う競技で、11月から2月の冬のシーズンで行います。
的までの距離は18mで、60本の合計得点で競います。
先ほどのターゲットと比べると簡単そうに見えますが、距離が近い分、的はかなり小さいのでとても集中力を使います。

これがインドアで使う的です。
このように的が3つ縦に並んでいます。
それぞれの的に1本ずつうっていくのですが、狙う高さが変わるのが難しいポイントになります。
的の中心は直径4cm。
一円玉を2枚並べた大きさと同じです!
とても小さいのが分かりますよね!
フィールド

フィールド競技については、自然の地形を生かして野山に作られたコースに設置された的をうって、合計得点を競います。
的は1コースにつき12個あり、10mから60mまでのいろいろな距離に置かれています。一つの的に3射ずつ、合計36本の得点で競います。
実は・・・フィールドについては、僕自身やったことがないので、詳しいことは分かりません!w
申し訳ございません!w
いつかはフィールド大会にデビューしたいとは考えてますので、その際はまたここでご報告したいと思います!
アーチェリーは弓の種類もさまざま

ここまではアーチェリーの3つの競技についてお話してきましたが、ここからは道具についてお話ししたいと思います。
実は、アーチェリーに使われる弓にも種類があります!
- リカーブ
- コンパウンド
- ベアボウ
それぞれ特徴があるので簡単にご説明します!
リカーブ

僕が使っているものもこの”リカーブ”という弓です!
オリンピック競技ではこの弓での大会しかありません。
弓本体に的中率を上げるための様々な部品を取り付けて使用します。
コンパウンド

こちらは弓の上下に滑車がついているため、弦を一定以上引っ張ると軽くなりますが、矢の速さはリカーブよりもはるかに速いです!
的を狙う照準器に倍率がついているのもコンパウンドの特徴です。
ベアボウ

これはリカーブの弓から、様々な部品をとった状態の弓です。
的を狙う照準器もないため、矢の先を照準器の代わりにしてうつみたいです!
決勝トーナメント
これまではアーチェリーの試合形式や弓の種類についてお話してきました。
最後に、実際にアーチェリーの試合の映像を見ていただきましょう!
これは冒頭で言った、ユニバーシアード大会3位になった時の動画です。
決勝トーナメントのルールを軽く説明します。
1セット2分間で3本うちます。
・勝者に2ポイント
・同点の場合は両者に1ポイントずつ
・敗者は0ポイント
これを繰り返して、先に6ポイントとった方が勝ちとなります。
初めての世界大会でメダルを懸けた戦いだったため、とても緊張した覚えがあります(笑)
まとめ
ここまで説明してきましたが、まだまだ書きたいぐらいアーチェリーは奥が深いです(笑)
アーチェリーは年をとっても気楽にできる競技です!
趣味で始めてみるのもおすすめです!!
最後まで見ていただきありがとうございました!